識別コード | WH14-077 |
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絵の内容 | 国泰寺の大クスの思い出 |
作者名(カナ) | 古川 正一(フルカワ ショウイチ) |
作者名(英語) | FURUKAWA Shoichi |
当時の年齢 | |
寄贈者名 | |
種別 | わがなつかしの広島 |
情景日時 | 大正末期 |
情景場所 | 国泰寺の大クス付近 |
情景場所旧町名 | 小町 |
情景場所現町名 | 中町 |
爆心地からの距離 | 490m |
ブロック別 | 紙屋町・本通地区 |
作者による説明 | **絵中 懐しの広島 白神社附近 今昔 大正末期頃 大きな大きな楠木が神社の横の道路に有りそのため電車の線路が大木の横を廻って敷かれていました。当時の白神社もっと広いと思います。石の鳥居前わ松並木で角に地蔵堂があり隣りが自轉屋さんでした。手前家の裏側にあたる道が尾道町で落着いた店がならんでいました。 昭和二十年八月七日(原爆二日目) 悲しい悲しい忘れる事の出来ない地獄の広島でした。親を妻を子供をさがしもとめて焼けただれ水を水をと言いつつ死んでいった人達…。あの楠の大木も二日も三日も昼夜をとわず魁火のように火をふいていた…。苦しい苦しい想い出 現代の白神社附近 五十年何と長いようで短い私くしの人生でしょう。大正元年生れの私くしにわ平和な今の広島を見ていると、ほんとうに、いきていてよかったと思います。山も川も土地も何も無かったような顔をしています…。小年時代を想い出しますと立派に成って自力車を乗り廻すことでした。戦争を知り三十四年前の原爆の地獄にあい天地神仏を、のろった。あの時代…。時の流れわ現代の自動車の流れのように早く過ぎて行きます。五十年山も川も土地も広島の想い出わ何事も無かったよをに過ぎて行きます。平和よ。 □□□□□□□□□□□□□□ 古川 正一 (□□□□生) |
サイズ(cm) | 37.7×53.5 |
展示の説明文 |