識別コード | WH14-061 |
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絵の内容 | 西練兵場の風景 |
作者名(カナ) | 矢野 シゲ子(ヤノ シゲコ) |
作者名(英語) | Shigeko Yano |
当時の年齢 | |
寄贈者名 | |
種別 | わがなつかしの広島 |
情景日時 | |
情景場所 | 西練兵場 |
情景場所旧町名 | 基町 |
情景場所現町名 | 基町 |
爆心地からの距離 | 360m |
ブロック別 | 基町・白島地区 |
作者による説明 | **絵中 太田川 西練兵場 □□□.矢野 シゲコ 53.6.24 (土) **別紙 西練兵場(現在の基町一帯) 正面広島城 お城に向って右下大本営跡、練兵場では兵隊さんの訓練が行なわれる。手前は原村演習場に向ふ。 必要の弾薬外食糧等を積み 出場風景 向って左 馬舎. 陸軍病院、 赤練瓦造りの弾薬庫 太田川の流れに沿って寺町、ぶつごん寺(広島別院) 簡単な説明以上 想ひ出として西練兵場では毎年10月22、3日頃から1週間招魂祭がいとも盛大に賑やかに執行されていた。 主な見物 競馬場・寄せ芝居・のぞき・足芸(サーカスのこと) お店は今と同じように路上に並び昔は長いサトーキビがよくうられていた。外に今頃は見られない。海ホーヅキは赤・黄に染めたもの、又ゴムほほづきで豆や蛙の型 金魚の型 赤・緑・黄と1銭で2つもあった。4つのときもあった。 私しも父に連れられ年に1度の広島行きを楽しみに一番どりの鳴く4時頃に起き、仕度もそこそこ暗いうち家を出て1・半里歩いて可部~横川行きの軽便(ケーベン)と云うのに乗って横川から又ふつごん寺裏を歩いて西練兵場の招魂祭に行った事がまだ此の間のやうに想われてそれはそれは懐しくてなりません。着いた頃にはドンドンドンとびっくりするほどの高い音で『ヒヤ』が空たかく打上られる。人の山や賑やかさ時々かんだかい物音などに田舎者の私しはポカンとして居てはよく父に叱られた。わたしの買うのは焼万十やするめいか・父が遠慮であまりおねだりはしなかった。…おわり 53.6.24 (土) 小■記. 住所 □□□□□□□□□□□ 電 □□□□□□□□□□□□ 氏名 矢野シゲコ 生年月日 □□□□□□□□□ 内職 和洋裁 |
サイズ(cm) | 38×53.2 |
展示の説明文 | 西練兵場の風景 【作者のことばから】 正面に広島城。お城に向かって右下に大本営跡。練兵場では兵隊さんの訓練が行われている。向かって左、馬舎、陸軍病院、赤れんが造りの弾薬庫。 作者/矢野シゲ子氏 |