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原爆の絵

識別コード WH13-066
絵の内容 元安川周辺
作者名(カナ) 稲井 大良(イナイ タイラ)
作者名(英語) Taira Inai
当時の年齢
寄贈者名
種別 わがなつかしの広島
情景日時 昭和13、14年頃
情景場所 元安橋
情景場所旧町名
情景場所現町名
爆心地からの距離 130m
ブロック別 平和記念公園・周辺地区
作者による説明 **絵中
元安橋方面 
かき舟 
ドーム 
貸ボート 
元安 相生 
砂利船 
小型番船 
中島
**別紙
昭和十三、四年頃の思出でしようか。夏元安橋の夜景は、又川面にうつる家々のあかり、親子づれの人々が毎夜のようににぎやかだった。中島側の岸に着く、江田島倉橋島音戸方面からかよう小さな番船。毎日通る砂利船は全速力で走るので名物になっていた。皆、この船を海賊船(川上に砂を積に上る)と言ったものです。産業奨励館(今のドーム)は私にとってとくになつかしい。昭和十七年二月一日結婚し月末の日曜日に、二人で奨勵館に行き、まわった階段を昇って絵を見学したものです。
皆、なつかしい若き頃の広島の思出です。この平和な街にあり。
旧福屋(今の北側)
流川の夜店
新天地の夜のにぎわい
羽田別荘のおどりと、オットセイの池など向宇品、兵士の出入した宇品港、ついこのあいだのようです。
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稲井 大良
六十一才
サイズ(cm) 38×53.5
展示の説明文 川の街広島
絵/稲井大良氏
1938 (昭和13)年頃 元安川
広島市内には、7本の川が流れ、舟運によってさまざまな物資が、運ばれてきました。広島湾上に浮かぶ江田島や似島などからは、野菜や魚を満載した番船が川を上ってきました。川岸には、家が立ち並び、かき船もありました。絵の中央は元安橋、左の中島地区は、現在、平和記念公園になっています。

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