識別コード | WH13-034 |
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絵の内容 | 京橋川水泳場 |
作者名(カナ) | 石津 一博(イシズ カズヒロ) |
作者名(英語) | Kazuhiro Ishizu |
当時の年齢 | |
寄贈者名 | |
種別 | わがなつかしの広島 |
情景日時 | 大正14年頃 |
情景場所 | 稲荷町電車専用鉄橋 |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | 1,350m |
ブロック別 | 銀山・幟地区 |
作者による説明 | **絵中 大正14年頃 京橋川水泳場 KAZUHIRO 氷 柳ばし **裏 画面は柳橋西詰めより眺めたるもの鉄橋は運転台吹きさらしのチンチン電車専用 左は京橋 「大正十四年頃の京橋川水泳場風景」 石津一博 七十才 **別紙 説明 あの頃の広島の川の水は豊富で実に綺麗、二人向い合いになって沈み「にらめっこ」をするのである。相手の表情がはっきり見えるので笑ったら口から大きな泡がモクモク上る。面白くていつまでも遊んだものである。看視舟の「赤フンドシ」が見えなくなると早速ガキ大将共は電車の鉄橋によじ登り上から飛込むのである。常設の飛込台どころではなく実に壮快無比…(じゃったげな) この鉄橋の上手に京橋が見える。画面に無いがその東の猿猴橋とならんで当時は近代の枠をつくしたモダン橋今でこそ斜陽橋だが当時幹線道路であったから八丁堀へ、新天地へと夢を抱いてモボ、モガ達が闊歩したものである。右手前の柳橋は人通りもすくなく車と云えば自転車か人力車位で夜ともなるとどこにも牀几を持出して川面の涼を求めてここに集まるのである。「ああ…あのごらあよかったがのう!」これは私一人の長嘆息ではあるまい。 |
サイズ(cm) | 26.6×36.7 |
展示の説明文 |