識別コード | WH04-001 |
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絵の内容 | 戦前早期の煮豆売りさん |
作者名(カナ) | 島川 六男(シマカワ ムツオ) |
作者名(英語) | Mutsuo Shimakawa |
当時の年齢 | |
寄贈者名 | |
種別 | わがなつかしの広島 |
情景日時 | 戦前 |
情景場所 | |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | |
ブロック別 | |
作者による説明 | **絵の中 戦前早期の煮豆売さん 勤人の弁当のおかず 今でも町によっては見かけるかも知れん。毎朝決まった道を決まったようにプープーと特殊な型をしたラッパを吹いて近づく、とんで出ておぢさん煮豆頂戴 煮豆3銭がー こぶ巻2銭がー メ25銭である、之が今日の弁当のおかずである。今の時節に比べて何んと長閑な朝の風景である。一寸と脱線するが 煮豆(うずら)一合5銭 米一斗 一円20銭 こぶ巻 一ヶ一銭 カレーライス 10銭 こうや △ 2銭5厘 うどん 5銭 屋台の夜泣ラーメン 10銭 才十6エ7ヶ10銭 空家、貸間はいくつもあった。独り身の軽さ随分変ったものだ。2階6帖時々3帖かついていて月5円 電灯50銭 収入も少なかったが物価も安くて暮らしも今より楽であった様な気がする。今日程刺激も少なかったが結構楽しい青春時代であった。今一度朝の豆売さんの気分を味わいたい。 若き日の懐かしい思い出である。 1978年6月10日 島川六男 |
サイズ(cm) | 38×53.5 |
展示の説明文 |