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原爆の絵

識別コード WH03-119
絵の内容 西練兵場
作者名(カナ) 上西 薫(カミニシ カオル)
作者名(英語) Kaoru Kaminishi
当時の年齢
寄贈者名
種別 わがなつかしの広島
情景日時 昭和7年7月
情景場所 西練兵場
情景場所旧町名 基町
情景場所現町名 基町
爆心地からの距離 360m
ブロック別 基町・白島地区
作者による説明 **裏
広島最初の防空演習
私の小学校五年の時確か昭和七年、七月と思う。各家庭に不完全なしやへい幕をはり電気の光りのもれに注意した。これは西練兵場のつもり、東練兵場にもこれに類することをやった。「ひ(灯)がもれますよ」「非国民!」と叫んであるいたものだ。これが幟町で練兵場へ行って見たのがこの図だ。「パーマネントに火がついて…」の換え歌の流行した時、対支戦争も段々エスカレートし出した頃である。やがて飛行機が一機飛来しサーチライトがそれをとらえ飛行機が発光弾を投下したらおしまい。やがてせまり来る運命を了知するが如き無気味な一晩であった。吾等小国民は滅私奉行のちかいを新にした。向うは第五師団司令部お城の中のつもりである。とにかくつまらんことを云う。覚えとるやろ、年表文献古い新聞と照合してたしかめて下さい。
53.6.17
〒□□□ □□□□□□□□□□□□□ □□□□□□□□□ 医師 上西薫
電話□□□□□□□□□□
サイズ(cm) 25.2×34.8
展示の説明文 広島最初の防空演習
絵/上西薫氏
1932(昭和7)年7月頃 基町
「満州事変」を機に、防空体制が強化されるようになりました。広島県でも1932(昭和7)年に大規模な防空演習が行われました。上空は、サーチライトで照らされ、家々の明かりを制限する灯火管制が敷かれました。

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