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原爆の絵

識別コード WH03-062
絵の内容 広島陸軍兵器支廠
作者名(カナ) 瀬島 唯男(セジマ タダオ)
作者名(英語) SEJIMA Tadao
当時の年齢
寄贈者名
種別 わがなつかしの広島
情景日時 明治43年
情景場所 広島陸軍兵器支廠(旧)(基町の時代のもの)
情景場所旧町名 基町
情景場所現町名 基町
爆心地からの距離 800m
ブロック別 基町・白島地区
作者による説明 **裏
瀬島唯男
75才
**別紙
懐しの広島!!堀をお堀と呼んだ私の城下町
縮景園西側(今の上幟町)を対岸に広島城の外堀をめぐらせた陸軍兵器支廠は昼夜の別なく歩哨が城壁跡の土手を巡回していた姿が今も目に浮びます。お堀には蓮の葉が青々と、其の間点々と彩る美しい蓮の花、やがて蓮の実、れんこん堀り、夏はトンボ捕り、夕涼み。
お堀の月の静けさに友と歌って夜も更ける。あの懐かしの城下町
明治四十四年このお堀も埋立てられ電車白島線が大正元年の開通を急いでいました。昭和二十年八月兵器支廠頑強を誇った赤レンガ倉庫も一瞬原爆で飛散、今この跡地は広島家庭裁判所,其の他市街地に変り交通の要路、です。騒音我れを迎える故里の街に立ちて、うたた今昔の感にたえません。
(図右上の大木は樹齢百年を越す古木。赤レンガ倉庫は巾八間・長さ五十間・のもの三棟。)
瀬島唯男 七十五才 
瀬島唯男 七十五才
サイズ(cm) 26.8×37.8
展示の説明文 広島陸軍兵器支廠
【作者のことばから】
縮景園西側、広島城の外堀の向こうにある陸軍兵器支廠は、昼夜の別なく歩哨が城壁跡の土手を巡回していた姿が今も目に浮かびます。
お堀にはハスの葉が青々と、その間を点々と彩る美しいハスの花。
やがてハスの実、れんこん掘り、夏はとんぼ捕り、夕涼み。
1910年(明治43年)
作者/瀬島唯男氏

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