識別コード | WH03-002 |
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絵の内容 | 似島での思い出 |
作者名(カナ) | 貞徳 ミヤコ(サダトク ミヤコ) |
作者名(英語) | Miyako Sadatoku |
当時の年齢 | |
寄贈者名 | |
種別 | わがなつかしの広島 |
情景日時 | 1945/8/6 |
情景場所 | 似島 |
情景場所旧町名 | 似島 |
情景場所現町名 | 似島町 |
爆心地からの距離 | 10,000m |
ブロック別 | |
作者による説明 | **絵の中 昭和20年8月6日 足は爆風の為家屋の倒壊の時靴が物の間にはさまり抜き取られず其の為裸足です。 昭和二十年八月六日似之島の収容所で夕食との合図に行って見れば折りからの夕映に照らされて透き通るような雑炊でした。こんな物を食べて居たのでは元気がつかないと思った。私は翌朝早く米所西條へ帰りました。そして米食をさせて頂き新鮮なトマトを沢山頂いて元気になりました。けれどもあれから三十一年経った今日考えてみますとあらゆる被爆の障害を受けられた方に比べれば私は其の時五感がしっかりして居て持つことが出来而も歩くことが出来て幸せ者でございました。戦争の実感を得た私は身にひしひしとそれを感じるとる事が出来ました。 こんな透き通るような雑炊を食べて居たのでは似の島に塚が建つ程死んで逝かれたのも無理からん事だと思います。塚に納まった方々はいとおしい事でございます。息が絶える時■くな思いをされた事でしょう。辛かったことと思います。 兵舎 **裏 貞徳ミヤコ六四才 |
サイズ(cm) | 38×54.2 |
展示の説明文 |