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トップページ原爆の絵広島逓信病院近くのお堀周辺の風景

原爆の絵

識別コード WH02-031
絵の内容 広島逓信病院近くのお堀周辺の風景
作者名(カナ) 川上 恵美香(カワカミ エミカ)
作者名(英語) Emika Kawakami
当時の年齢
寄贈者名
種別 わがなつかしの広島
情景日時
情景場所 広島城の堀
情景場所旧町名 基町
情景場所現町名 基町
爆心地からの距離 980m
ブロック別 基町・白島地区
作者による説明 **別紙
逓信病院を抜けて西に向うと広島城の堀のあるところに出ます。赤土の乾いた広い道は二、三間曲って古い大きな扉のある門につきあたります。大きな金具で縫ったようにつくられていました。堀端のところところに桜の木も植わっています。堀のところところにも鯉をつることを禁じた立札もありました。黒々と深いらしい水面には蓮が沢山の花をつけるときもありました。お城を抜けて西練兵場の中央北端に出ますと紙屋町の電車道がはるかに見えます。又西側に廻って相生橋まではとてもとても長い道でした。絵の中央や右の方の遠景となっている木立のあたりは三篠橋来たもとを南に下ったところだったと思います。このあたりは陸軍に関係したいろいろの建物があると思いながら子供の頃は歩いたものでした。陸軍病院へ運ばれる荷物を満載したトラック、馬の飼料を納める荷馬車、蹄鉄の音、営兵所の交替時の時の声と動き、ラッパ吹奏の練習、そしてずっと南に下ると輜重隊のこれ亦長い長い「カラタチ」の垣、その向に見える兵舎、洗濯物等など冬にはよけい寒く、夏はよけいに暑さを感じる道だったと思います。
サイズ(cm) 18.5×25
展示の説明文

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