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トップページ原爆の絵長寿園・大芝の土手の桜

原爆の絵

識別コード WH02-024
絵の内容 長寿園・大芝の土手の桜
作者名(カナ) 松本 八峰(マツモト ハッポウ)
作者名(英語) Happo Matsumoto
当時の年齢
寄贈者名
種別 わがなつかしの広島
情景日時
情景場所 長寿園
情景場所旧町名 白島西中町~白島北町
情景場所現町名 西白島町~白島北町
爆心地からの距離 1,500m
ブロック別 基町・白島地区
作者による説明 **絵中
春光の波を■ばて■星座とす 八峰
**別紙
長寿園・大芝の土手の桜を懐しみ
デルタの街広島、殊に長寿園と大芝公園の間は一番広く流れも速い、供水の時などは大芝の土手から工兵隊の近く迄滔々と音立て流れたものだ。然し平常は静かで水清く、魚棲み、大人、子供を問わず市民の結構の遊び場であった。殊に春ともなれば長寿園の桜や大芝の桜が咲き乱れ、比治山の桜と共に有名であった。大芝公園の入り口には碑がある。
大芝公園から長寿園え亦長寿園から大芝えと舟の渡しがあり、人々は?往来したものである。それに今は昔の桜は一本も無く只大きなビルが両岸に建ち並び昔の面影は一つも無い
淋しいものだ。この自然の情緒に乏しい現在の太田川を見て私は淋しい気で一杯だ。然し私は文明の開花を否定するものではない。長年住み馴れたノーモア広島。よくも此処迄発展したものだと嬉しくも想う。失われた長寿園、大芝の桜を惜しむの餘り此処に描き画を添え一筆を記す。 松本八峰
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サイズ(cm) 31.5×37.5
展示の説明文

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