menu

トップページ原爆の絵長寿園、大芝公園の桜並木

原爆の絵

識別コード WH02-004
絵の内容 長寿園、大芝公園の桜並木
作者名(カナ) 松本 八峰(マツモト ハッポウ)
作者名(英語) Happo Matsumoto
当時の年齢
寄贈者名
種別 わがなつかしの広島
情景日時 戦前
情景場所 長寿園
情景場所旧町名 白島西中町~白島北町
情景場所現町名 西白島町~白島北町
爆心地からの距離 1,500m
ブロック別 基町・白島地区
作者による説明 **絵中
春先の波さらてばへ星座とす
八峯
**別紙
時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。此度は又広島の想い出の絵の募集をされ大変有意義な事と大変喜んでいます。私は広島の楠木町2丁目で原爆に会い妻を亡くしましたがそれまで約二十年此処に住み、近くの川土手(大田川)大芝公園、反対側の長寿園の桜並木がいまだに懐かしく思います。家族が毎日のように桜を見に行き散歩をしました。桜の時季ともなれば広島市民の良き憩いの場所でもあったのです。又大芝の土手と長寿園の土手を漕ぎ舟が往来し毎日にぎわったものです。それに今は、いかに復興都市とは云え、桜の木は一本も残さず大字の高桜が川辺りに建ち並び昔の影はちっともありません。腹立たしい限りです。あの忌まわしい原爆の時相生橋の橋脚は死体と焼け流れたもので一杯だったと今も生き残った子供は腹立だしく語ります。私は是非この大芝の公園桜と長寿園の桜の名所であった事を若い世代に知って貰いたいです。挨拶文と絵をお送りします。御面ください。六月十五日 雅号八峯 松本八百次 NHK様 □□□□□□□□□□ □□□□
サイズ(cm) 24×27
展示の説明文

戻る

Page Top