識別コード | SG-0645 |
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絵の内容 | 馬の暴走 |
作者名(カナ) | 西岡 誠吾(ニシオカ セイゴ) |
作者名(英語) | Seigo Nishioka |
当時の年齢 | 13歳 |
寄贈者名 | 西岡 誠吾 |
種別 | 新市民が描いた原爆の絵(その他) |
情景日時 | |
情景場所 | 東白島町~西白島町 |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | |
ブロック別 | 基町・白島地区 |
作者による説明 | *別紙 「馬の暴走」 何時もの様に友達とバス通りで輜重隊の演習帰りの行進を見ていた時、隊列の後方から荷馬車が猛スピードで走って来ました。荷馬車には荷物はありませんが、左側の車輪が外れて、車軸が地面上を擦り火花を出していました。 上官は「何をしとるか。早く馬を止めろッ」と怒鳴り散らしていました。兵隊はどうすることも出来ず、ただオロオロしていました。馬は三篠橋方向に走って行きました。どの様にして馬を連れて帰ったか分かりません。隊に帰ってから厳しい処罰を受けたでしょう。 当時は服のボタンから兵器迄全て「天皇陛下から授かったもの」と教育されていたので、粗末に扱うと制裁を受けていました。 馬の暴走と上官の罵声を聞いて、軍国少年は軍隊の恐怖を感じました。 おわりに 中学1年生まで「軍国主義」の教育を当たり前の気持ちで受け入れていました。しかし、戦後校長先生が「民主主義」の話を数回しました。同じ校長先生が急に内容を変えるので生徒は理解せず反感を持つだけでした。 改めて教育の恐ろしさを感じました。 以上 |
サイズ(cm) | 29.7×42 |
展示の説明文 |