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トップページ原爆の絵軍国少年

原爆の絵

識別コード SG-0644
絵の内容 軍国少年
作者名(カナ) 西岡 誠吾(ニシオカ セイゴ)
作者名(英語) Seigo Nishioka
当時の年齢 13歳
寄贈者名 西岡 誠吾
種別 新市民が描いた原爆の絵(その他)
情景日時
情景場所 東白島町~西白島町
情景場所旧町名
情景場所現町名
爆心地からの距離 1300~1400
ブロック別 基町・白島地区
作者による説明 *別紙
「軍国少年」
夕方、私達小学生男子数人が路地で遊んでいると、遠くから軍歌が聞こえてきます。みんなは遊びを止めてバス通りまで走って行き、演習帰りの兵隊さんを見に行きます。先頭から最後まで。
東練兵場で訓練をした輜重隊の行進が常盤橋から三篠橋方面に向かって4列縦隊で進む隊員です。
大きな声で軍歌を歌い、全員足並みを揃え勇ましく行進していました。
「大きくなったら兵隊さんになるんだ」と強い希望を持っていました。
兵隊は演習で疲れ、顔は日焼けと土埃で汚れ、頬は落ち込み目が大きく見えました。上着は汗で濡れていました。
時々上官が「声が小さい。もっと大きな声で歌えッ」と怒鳴ります。すると一段と軍歌が大きく強く聞こえてきます。
軍歌は全員で歌いますが、時には列の前半と後半が1節ずつ歌います。例えば日本陸軍の軍歌を歌う時、列の前半が「天の代わりて不義を討つ」と歌えば列の後半が「忠勇夢想の我が兵は」と続きます。歌の切れ目はなく、足並みも乱れることもありませんでした。兵隊は多くの軍歌を覚えるのは大変だったでしょう。
サイズ(cm) 29.7×42
展示の説明文

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