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トップページ原爆の絵小屋浦収容所の隣人 S20年8月9日

原爆の絵

識別コード SG-0611
絵の内容 小屋浦収容所の隣人 S20年8月9日
作者名(カナ) 尾崎 稔(オザキ ミノル)
作者名(英語) Minoru Ozaki
当時の年齢 13歳
寄贈者名 尾崎 稔
種別 新市民が描いた原爆の絵(その他)
情景日時 1945/8/9
情景場所 小屋浦収容所
情景場所旧町名
情景場所現町名
爆心地からの距離 11300m
ブロック別
作者による説明 絵中
小屋浦収容所の隣人 S20年8月9日
8月9日坂町鯛美より対岸の小屋浦海水浴場へ小型汽船で移動した。砂浜に建てられた掛け小屋に収容された。隣り同士になったのが、山陽中学校生 ■■君で彼には、母、姉が付き添っておられた。大きなケガはしていないようだった。
話は学校生活、勤労奉仕など多岐にわたり、話している時、お母さんよりミカンの缶詰め1~2袋をもらい食べた。その後話していると、急に■■君が冬の雪合戦の事を言い出し応答に困惑していた時、お母さんが急に泣き声で何か云われた。
肛門から食べたミカンが出たようだった。当時のことは未だよく解らない。雪合戦の話も、彼は天国の涼しい処から私に話しかけていたものと思いたい。

2020年令和2年5月 尾崎稔 88才
サイズ(cm) 27×38
展示の説明文

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