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トップページ原爆の絵昭和16年12月8日、隣の家の少年が「稔さーん!戦争だ!」と戸を叩いてきた

原爆の絵

識別コード SG-0606
絵の内容 昭和16年12月8日、隣の家の少年が「稔さーん!戦争だ!」と戸を叩いてきた
作者名(カナ) 尾崎 稔(オザキ ミノル)
作者名(英語) Minoru Ozaki
当時の年齢 13歳
寄贈者名 尾崎 稔
種別 新市民が描いた原爆の絵(その他)
情景日時 1941/12/8(時刻)早朝5時~6時頃
情景場所
情景場所旧町名 中島新町
情景場所現町名 中島町
爆心地からの距離 680m
ブロック別 吉島・舟入・観音地区
作者による説明 絵中
太平洋戦争始まる S16年12月8日
昭和16年12月8日早朝5~6時頃 ”稔さーん!!戦争だ!!と云って玄関の戸を叩いたのが通称「坊ちゃん」と云われている、隣家の■■君だった。家に上り、ラジオを付け、大本営のニュースを聞く。
ハワイの奇襲攻撃成功(トラ、トラ、トラ)英国戦艦プリンスオブ・ウエルス轟沈など戦果を聞く。この内容を一番良く理解していたのが、9才の坊ちやんで集まって来た人々に解るよう説明していた。

”稔さーん”戦争だ!!
坊ちゃん 9才

”坊ちゃん”
聡明で、明るく、云葉づかいもハッキリした元気な少年だった。
訳は知らないが町内の子供とは余り遊ばなかった。小学校を卆業し広島一中へ入学7月末建物疎開のため草津方面に移転した。
8月6日学校で被爆、8月7日似ノ島で死亡。元気なら日本の宝ともなっていた貴重な人材を虫けらのように爆死させた原爆を、許すことはない。
2020年(令和2年)5月 尾崎稔 88才
サイズ(cm) 27×38
展示の説明文

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