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トップページ原爆の絵「あの日」の元安川

原爆の絵

識別コード SG-0568
絵の内容 「あの日」の元安川
作者名(カナ) 西岡 誠吾(ニシオカ セイゴ)
作者名(英語) Seigo Nishioka
当時の年齢 13歳
寄贈者名 西岡 誠吾
種別 新市民が描いた原爆の絵(その他)
情景日時 1945年8月6日(時刻)AM9:00頃
情景場所 千田町 元安川
情景場所旧町名 千田町三丁目
情景場所現町名 千田町三丁目
爆心地からの距離 1800
ブロック別 国泰寺・千田地区
作者による説明 *別紙
2019年 西岡誠吾 竹製救命具
「あの日」の元安川
広島市内を流れる七つの川は、美しく安らぎを与えていましたが、「あの日」は被爆者が水を求めて川に入り、力尽き「死の川」となりました。
「あの日」9時頃、千田町で元安川を眺めながら、これからどうすれば良いかと不安の気持ちでした。川は満潮から引き潮に変わった時で、川幅一杯に、早く流れていました。その川には力尽きた多くの死体が流れていました。
最初は驚き恐怖を感じていましたが、次第に死体が物に見えてきました。
ふと目に留まったのは、南大橋の中程に「竹製救命具」を付けたおじさんでした。私は思わず「アッ、あの救命具は僕の家にあるのと同じじゃ」と独り言を言いました。
そのおじさんは、身動きすることもなく、大勢の死体と共に下流へと流されていきました。
サイズ(cm) 21×29.7
展示の説明文 作者 西岡誠吾さん(被爆当時13歳)
県立広島工業学校1年生だった西岡誠吾さんは、学校内で被爆しました。気がついた時には、校舎の下敷きになって身動きが出来ず、どうにか助け出されたものの、顔や手にはやけどを負い、足にも傷を負っていました。

午前9時頃
川を眺めていると「竹製救命具」を付けたおじさんが目に留まりました。
そのおじさんは、身動きすることもなく、大勢の死者と共に下流へと流されていきました。

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