menu

トップページ原爆の絵家の下敷きになった父の妹たちに「こらえて」と手を合わせた

原爆の絵

識別コード SG-0555
絵の内容 家の下敷きになった父の妹たちに「こらえて」と手を合わせた
作者名(カナ) 尾崎 稔(オザキ ミノル)
作者名(英語) Minoru Ozaki
当時の年齢 13歳
寄贈者名 尾崎 稔
種別 新市民が描いた原爆の絵(その他)
情景日時 1945/8/6(時刻)夕刻近く
情景場所
情景場所旧町名 河原町
情景場所現町名
爆心地からの距離 1100
ブロック別 吉島・舟入・観音地区
作者による説明 **絵中
ごめん。こらえて!
約40年前聞いた話を創造した。
妹、母、弟 14才 本人17才
8月6日朝、母、弟、妹、私と4人で朝食中、ピカドン、家は倒壊、玄関口のスキ間から全員脱出。出産のため帰国していた父の妹と赤子がいない。探索すると大きな柱に挟まれていた。
救助に死力を尽くしたが、婦女子ではどうにもならなかった。夕刻近くになり火の手も迫って来た。“こらえて”母の口から出た断腸の言葉だった。手を合わせ、叔母に別れをし4人は生きる道を選んだ。この様な悲惨なことが2度と有ってはならない。
(父は海軍に応召中だった)
平成30年7月29日画
尾崎稔 86才
サイズ(cm) 54×38
展示の説明文

戻る

Page Top