menu

トップページ原爆の絵建物疎開作業に向かう途中で被爆し、助けを求める草津国民学校の生徒たち

原爆の絵

識別コード SG-0541
絵の内容 建物疎開作業に向かう途中で被爆し、助けを求める草津国民学校の生徒たち
作者名(カナ) 木村 秀男(キムラ ヒデオ)
作者名(英語) KIMURA Hideo
当時の年齢 12歳
寄贈者名 木村 正
種別 新市民が描いた原爆の絵(その他)
情景日時 1945/8/6
情景場所 天満町 福島川土手
情景場所旧町名 天満町
情景場所現町名
爆心地からの距離 1300
ブロック別 十日市・中広地区
作者による説明 意識を取り戻してみたら、上空は真黒い煙がモクモクと頭上を覆っている。四方を見れば目の前の福島川に熱い熱いと言って飛び込む友達など、川土手に重なるように同級生が倒れ、助けてと悲鳴が、各々叫ぶ声が聞こえる。まわりの家屋は全部崩壊し、上空には埃やがれきのような物が舞い上がったのが地上に落下してくる。みんな煤けた顔に腕や手足背中などに火傷をしている。大手(土手?)の下敷、家屋の下敷きになって、助けを求めて同級生が叫んでいる。川の水は大潮で満潮時で、川岸には人が石垣にしがみついて助けを求めて叫んでいる。
生徒は先生を呼ぶが反応がない。
みんなどこに逃げてよいか分からない。唯々右往左往するばかり。沖の方に向かって逃げる。福島川に架かる橋が見えた。橋の上から川の中の子どもに向かって助けてと叫ぶ母親と子供。最後に母親が川に飛び込んで助けに行かれました。
サイズ(cm) 80×108.7
展示の説明文

戻る

Page Top