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トップページ原爆の絵竹藪の中で野宿する

原爆の絵

識別コード SG-0536
絵の内容 竹藪の中で野宿する
作者名(カナ) 木村 秀男(キムラ ヒデオ)
作者名(英語) KIMURA Hideo
当時の年齢 12歳
寄贈者名 木村 正
種別 新市民が描いた原爆の絵(その他)
情景日時 1945/8/6(時刻)夜
情景場所 草津
情景場所旧町名
情景場所現町名
爆心地からの距離 5000
ブロック別 己斐・草津地区
作者による説明 町に居ると危いから山に逃げようと言って、夕方に家族と一緒に火傷した体で山道を歩いて登って行く。あたりは暗くなり、もう歩けない。竹藪の中で野宿する。
七日になると火傷が腫れて水ぶくれになって汗が流れ出てハエが集まって来て卵を産み付ける。ウジになる。箸でつまんで取る。皮膚が化膿し悪臭がする。毎日毎日薬の代わりにジャガイモをすって傷口につけるぐらいである。夏の暑さですぐに乾いてかさぶたの下から膿とウジが。近隣のほうから水をくださいと叫ぶ声がする。みんな竹藪の中で避難して、やけどの苦しみに耐えている。毎日が不安でいっぱい。
一か月も過ぎると髪の毛が抜けて体に斑点が現れる。下痢嘔吐がして死んで行く。
サイズ(cm) 58.5×80
展示の説明文

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