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トップページ原爆の絵逃げる人たちの目は、ランランとしていた。必死で生き延びようとしている人の目であった。

原爆の絵

識別コード SG-0533
絵の内容 逃げる人たちの目は、ランランとしていた。必死で生き延びようとしている人の目であった。
作者名(カナ) 横田 礼右(ヨコタ ヒロスケ)
作者名(英語) YOKOTA Hirosuke
当時の年齢
寄贈者名 横田 礼右
種別 新市民が描いた原爆の絵(その他)
情景日時 1945/8/6(時刻)夜
情景場所 南観音町
情景場所旧町名
情景場所現町名
爆心地からの距離 3500
ブロック別 吉島・舟入・観音地区
作者による説明 「なぜ私が生き残ったのか。」罪悪感で、話せなかった。70歳から「隠してはいけない」「話さなくてはいけない」と思うようになった。両親は、あまりに悲惨な光景を幼い私には、見せないよう、話さないようにしていた。二軒先の家まで燃えた。幸い自宅は焼け残った。江田島に疎開する8月15日頃までの間に見た光景を描いている。「生かされている」という思いで生きている。
被爆した人々は、昼間は暑いためか、夜になったら逃げてきているようであった。
幼心に、夜の暗闇で動くその異様な姿を、恐ろしく感じた。真っ黒に体が焼けた人たちの、目と歯だけがやけに白かった。
サイズ(cm) 54×38
展示の説明文
作 横田礼右 当時4歳
逃げる人たちの目は、ランランとしていた。
必死で生き延びようとしている。

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