識別コード | SG-0518 |
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絵の内容 | 延焼中の崩れた家から子どもの声が届く |
作者名(カナ) | 藤岡 久之(フジオカ ヒサユキ) |
作者名(英語) | FUJIOKA Hisayuki |
当時の年齢 | 12歳 |
寄贈者名 | 藤岡 久之 |
種別 | 新市民が描いた原爆の絵(その他) |
情景日時 | 1945/8/6(時刻)10:30過ぎ |
情景場所 | 富士見川を渡った辺り |
情景場所旧町名 | 雑魚場町~富士見町 |
情景場所現町名 | 国泰寺1丁目~富士見町 |
爆心地からの距離 | |
ブロック別 | 国泰寺・千田地区 |
作者による説明 | **絵の中 オカアチャン アツイヨー アツイヨー タスケテェー **絵の裏 私が鶴見町から自宅(大手町九丁目)へ向けて帰宅中、比治山橋を渡っていた時、学友 深山君が元気で走って来て、私が不自由に歩く姿を見て「フジオカ ガンバレー」と声をかけてくれた。 「深山君もガンバレー」と返事をし、だんだん彼の姿は小さくなり、漂う煙の中へ突走って行った。 私が足の痛さで溜め息をついていた時、延焼中の崩れた家の中より子供の声が届く。 「オカアチャン アツイヨー アツイヨー」 「タスケテェー タスケテェー」 近寄ってどこにいるのかと崩壊した家の柱を動かそうとしたが、動きもしない。 声はそれっきり! 「可愛そう」手を合わせた。 あの声、今も私の胸の中に納まっている。 **別紙 崩れた家屋延焼、燃え上がる家から幼子の声が。お母さんはどこ。子供一人が逃げられないまま、火の回りで…。嗚呼!付近には私一人、火に近寄れば… この光景を見た後、同場所にあった防火槽に入る。 |
サイズ(cm) | 37.8×53.7 |
展示の説明文 | オカアチャン アツイヨー アツイヨー タスケテェー 作藤岡久之 当時12歳 8/6 10時半 |