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トップページ原爆の絵紙芝居「少年・十三歳の原爆体験」爆弾は何処に落ちたのか

原爆の絵

識別コード SG-0472
絵の内容 紙芝居「少年・十三歳の原爆体験」爆弾は何処に落ちたのか
作者名(カナ) 西岡 誠吾(ニシオカ セイゴ)
作者名(英語) Seigo Nishioka
当時の年齢 13歳
寄贈者名 西岡 誠吾
種別 新市民が描いた原爆の絵(その他)
情景日時 1945/8/6
情景場所 県立広島工業学校
情景場所旧町名 千田町三丁目
情景場所現町名 千田町三丁目
爆心地からの距離 2,000
ブロック別 国泰寺・千田地区
作者による説明 *別紙
救助された穴にやっとたどり着き、そこで見た風景に驚きました。見渡す限り校舎が倒れ茫然としていました。校内は大声で話す声、救助に走り回る人。
目の前を走る人に「爆弾は何処に落ちたんですか」と尋ねると「わからん」と言って走り去りました。救助が大事でそんなこと話す暇はないと言った態度で走って行きました。私の顔や手足に火傷や怪我をしているのを初めて知りました。

*別紙2
火傷は顔の左半分と左の手の甲。顔は皮膚が垂れ下がり、痛いより熱くて堪らない。手の甲はみるみる水ぶくれが大きくなって最後は皮膚が破れて垂れ下がりました。怪我は左足の甲が5cm位大きく裂けて血が吹き出ていました。打撲は建物の倒壊時に腰と足に受けて歩行困難な状態になりました。顔の火傷の状況は、3日後ガラスの破片を拾い、黒い下敷きを重ねて鏡を作り初めて変わり果てた自分の火傷の顔を見ました。ああ、みんなと同じ様にやけどをしたと思いました。
サイズ(cm) 29.7×42
展示の説明文 「少年・十三歳の原爆体験」
作/西岡誠吾(ニシオカ セイゴ)氏
救出された穴にたどり着き、そこで見た風景に驚きました。見渡す限り校舎が倒れ、茫然としていました。校内は大声で話す声、救助に走り回る人。
私は、顔や手足に火傷や怪我をしていることに初めて気づきました。

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