識別コード | SG-0437 |
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絵の内容 | さぁ、家に帰ろう |
作者名(カナ) | 西岡 誠吾(ニシオカ セイゴ) |
作者名(英語) | Seigo Nishioka |
当時の年齢 | 13歳 |
寄贈者名 | 西岡 誠吾 |
種別 | 新市民が描いた原爆の絵(その他) |
情景日時 | 1945/8/9 |
情景場所 | |
情景場所旧町名 | 中島新町 |
情景場所現町名 | 中島町 |
爆心地からの距離 | 700 |
ブロック別 | 吉島・舟入・観音地区 |
作者による説明 | 「さあ、家に帰ろう」 ある父親は涙を流しながら、変わり果てた息子の亡きがらを菰に包み背負って歩いて帰られました。 お父さんは息子さんに話しながら遠い道のりを真夏の陽を受けながら、焼け野原を歩いて家に帰られたことでしょう。 「どんなに熱かったろう。どんなにか痛かったろう。どんなにか苦しかったろう。お父さんと一緒に帰ろう。家に帰ろう。」 私の思い 下手な絵で非常に恥ずかしいことですが。私は一生懸命描きました。描いていると被爆当時の生き地獄を思い出し、また亡き級友の顔が浮かんできました。描いていると急に背中が「ゾクゾク」と寒気がして暫く筆を置き、また気を取り直して描きはじめました。これを繰り返しました。 私は生き残った負い目を感じながら亡き友の供養と思い、これからも御遺族に対してお役にたつことを続けます。 被爆70周年の節目の年に一番辛い絵を描きました。 建物疎開作業に従事した教職員及び生徒192名のご冥福をお祈りします。 |
サイズ(cm) | 54×38 |
展示の説明文 |