識別コード | SG-0402 |
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絵の内容 | 崩れる人の形をした灰 |
作者名(カナ) | 泉原 寅男(イズハラ トラオ) |
作者名(英語) | Torao Izuhara |
当時の年齢 | 23歳 |
寄贈者名 | 泉原 寅男 |
種別 | 新市民が描いた原爆の絵(その他) |
情景日時 | 1945/8/9(時刻)13:00頃 |
情景場所 | 栄橋 |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | 1510 |
ブロック別 | 銀山・幟地区 |
作者による説明 | 午前中、爆心地付近から東へ京橋川迄復旧作業に従事した私たちは、東練兵場付近で昼食。休憩をとり作業を続けるため栄橋を渡った。ふと見ると2体の人骨が橋床上に横たわっていた。川の真中の火の気の無い処でどうして骨になる迄焼けたのだろうと不審に思ったが、少し前を歩いていた人がその骨に触った途端、あっという間、多分2、3秒だと思うがドミノ倒しを見るように骨が足の先から頭の天辺まで全部落ちてしまったのに驚いた。それも2体共、完全な灰だったのだ。行方不明者の中には、このようにして消えた人もいたことを知ってもらいたいと思って画いたのです。 |
サイズ(cm) | 32.3×44.6 |
展示の説明文 | 体とも完全な灰だった 8月9日 作者/泉原 寅男氏 (当時23歳) <作者のことばから> ふと見ると2体の人骨が橋の上に横たわっていた。川の真ん中の火の気の無いところで、どうして骨になるまで焼けたのだろうと不審に思っていたが、少し前を歩いていた人がその骨に触った途端、あっという間、多分2、3秒だと思うが、ドミノ倒しを見るように骨が足の先から頭のてっぺんまで全部落ちてしまったのに驚いた。2体とも、完全な灰だったのだ。 |