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トップページ原爆の絵枯れた稲

原爆の絵

識別コード SG-0261
絵の内容 枯れた稲
作者名(カナ) 壷井 進(ツボイ ススム)
作者名(英語) Susumu Tsuboi
当時の年齢 17歳
寄贈者名
種別 新市民が描いた原爆の絵(その他)
情景日時 1945/8/7(時刻)正午前
情景場所 牛田町
情景場所旧町名
情景場所現町名
爆心地からの距離 3,500m
ブロック別 牛田・広島駅周辺地区
作者による説明 「枯れた稲」8月7日 正午前
広島市西南端の高須から、父の安否を気遣って東北端の牛田まで約8kmの道を歩いてきた。途中は悲惨な焼死体、焼け跡の連続でした。
そんな私にとって、田んぼの稲の緑は気持ちを和らげてくれる最大のオアシスでした。しかしよく見ると葉先が4~5cm黄色く枯れ、よじれたようになっていた。不思議に家の影になった所だけは、何もなかったようにくっきりと濃い緑を保っていた。
昨日の新型爆弾は、影と屋根の延長線上の上空で爆発し、強い熱光線で約3km離れた牛田の田んぼの稲まで焼いたのかなーとしばしぼう然としていました。農家は戸や障子が壊れ、かろうじて倒壊を逃れたという状態です。
サイズ(cm) 38×54
展示の説明文

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