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トップページ原爆の絵大竹海軍潜水学校から見た原子爆弾の火球ときのこ雲

原爆の絵

識別コード SG-0236
絵の内容 大竹海軍潜水学校から見た原子爆弾の火球ときのこ雲
作者名(カナ) 海野 吉郎(ウンノ ヨシロウ)
作者名(英語) Yoshiro Unno
当時の年齢 20歳
寄贈者名 海野 吉郎
種別 新市民が描いた原爆の絵(その他)
情景日時 1945/8/6(時刻)8時15分
情景場所 大竹海軍潜水学校
情景場所旧町名
情景場所現町名
爆心地からの距離
ブロック別
作者による説明 **絵の中
①潜校電測水測講堂
②宮島
③大野町
④落下傘浮遊地点
⑤炸裂場所
⑥潜校々庭
火の玉上昇
**別紙
私はここで原爆にあった。
この写眞は元大竹海軍潜水学校の跡地である。(平成16年2月7日撮影)
昭和20年、私はこの学校で日夜きびしい訓練に明け暮れていた。
8月6日朝校庭で体操をしている私たちの頭上をカモメの大群がとんだ。奇声をあげながら西の方へ西の方へととんだ。(写眞前方より右後方へ)「変だな」と目をやった彼方(略図④)にたゆとうて紫煙が見えた。と、それをかきわけるような火の玉の出現が同時だった。ギラギラ、テラテラと妖しく燃えながら快晴の空を右上空へ昇った。宮島(②)上空へ達したとき火の玉は炸裂した。(⑤)閃光・・・爆発音に大地震発生のように大竹町は揺れた。一瞬時間が止って、世界中が沈黙したように思えた。宮島上空は墨汁を掃いたような縱縞の暗雲に覆はれ、その中から眞白い雲がモクリ、モクリと音もなくわいてやがてきのこ雲を形成するには数10秒かかった。
海野 吉郎
サイズ(cm) 36×26
展示の説明文

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