識別コード | SG-0054-29 |
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絵の内容 | 紙芝居「原爆の落ちたヒロシマ」 |
作者名(カナ) | 升川 貴志栄(マスカワ キシエ) |
作者名(英語) | MASUKAWA Kishie |
当時の年齢 | |
寄贈者名 | 秋政 峯子 |
種別 | 新市民が描いた原爆の絵(その他) |
情景日時 | |
情景場所 | |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | |
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作者による説明 | **裏 壁も落ち天井も吹き飛んでない部屋や、ぶら下った部屋一歩も這入れない荒れはてた我が家にやっと帰りましたが太郎君は、まだ帰っておらず、今朝襦祥の事で姉妹が言い争ったとかで大きい姉が工場を休んで留守番していたところ警戒警報が解除になった故方々の戸をしめたとたん家がこんなになり鏡の破片が胸にささり出血がひどいため、近所の人が担架で救護所へ行ったが、一ぱいの病人で又もどったと話され早速その手当てしました。人の話では黄色い光線が来ると、すぐそこから燃え出しここも大火事になって火の粉が一ぱい来ます。お父さんも下敷きになって左手を捻挫で帰って来られ「おおお母さん生きていたか」と喜んで呉れました。大急ぎで、私と子供達の着物を行李に詰めて、共同水槽に投げ込み黒板に「太郎君山の畑に避難して居るのですぐ来なさい待っていますから」と書いて一応山へ避難しました。 |
サイズ(cm) | 40×65 |
展示の説明文 |