識別コード | SG-0054-28 |
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絵の内容 | 紙芝居「原爆の落ちたヒロシマ」 |
作者名(カナ) | 升川 貴志栄(マスカワ キシエ) |
作者名(英語) | MASUKAWA Kishie |
当時の年齢 | |
寄贈者名 | 秋政 峯子 |
種別 | 新市民が描いた原爆の絵(その他) |
情景日時 | |
情景場所 | |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | |
ブロック別 | |
作者による説明 | **裏 火気からやっと逃れて、比治山の登り口に来た時、何百人といふ学徒が(ばんず)一つだけで両手を上にあげて、わーあわーあと道一ぱいに山へ山へと走り行くのを見ました。五人に一人は全身血達磨です。中には倒れて其儘死ぬ者も有ります。頭の毛がぴーんと立って居るのは女の子帽子の下だけ毛が丸く、のこり皮膚がはがれて居るのが男の子なのです。 この有様を見て、可哀想でならず胸がこみあげて来て大声で泣きました。此中に太郎もきっといるだろう、(まらそん)でも、よく一等をとっていたから母より早く家に帰るだろう。 「神様、佛様、何うかこの学徒達をお助け下さい」と祈りました。 |
サイズ(cm) | 40×65 |
展示の説明文 |