識別コード | SG-0054-15 |
---|---|
絵の内容 | 紙芝居「原爆の落ちたヒロシマ」 |
作者名(カナ) | 升川 貴志栄(マスカワ キシエ) |
作者名(英語) | MASUKAWA Kishie |
当時の年齢 | |
寄贈者名 | 秋政 峯子 |
種別 | 新市民が描いた原爆の絵(その他) |
情景日時 | |
情景場所 | |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | |
ブロック別 | |
作者による説明 | **絵の中 空腹を感ず **裏 太郎君は「お母さんが闇をせないのを僕は誇りとす」と言ったのに、ある日「空腹を感ず」と黒板に書いていたのでお母さんは「これは誰が書いたのか」と三人の子供をひどく叱りましたが、みんなだまって居るのです。それから何日か後、太郎君とお母さんの二人で、お芋の中食の時「ご馳走様」といわないで「空腹を感ず」と言い乍ら立ったので「あらー今何と言ったの」と尋ねますと「僕つい知らずに、口に出ました。是れからは決して申しません」と謝りました。お姉さん達が工場で配給されるわらを粉にしたものに、よもぎを入れた団子で、にがい味の少しもおいしくないけれど、太郎に食べさせやうと持って帰ります。そんな時、太郎君はおいしいおいしいといって食べます。 あんな味もない物を喜んで食べる姿を見ると、お母さんはたまらなく可哀想で蔭で泣くのです。 |
サイズ(cm) | 40×65 |
展示の説明文 |