識別コード | SG-0054-13 |
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絵の内容 | 紙芝居「原爆の落ちたヒロシマ」 |
作者名(カナ) | 升川 貴志栄(マスカワ キシエ) |
作者名(英語) | MASUKAWA Kishie |
当時の年齢 | |
寄贈者名 | 秋政 峯子 |
種別 | 新市民が描いた原爆の絵(その他) |
情景日時 | |
情景場所 | |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | |
ブロック別 | |
作者による説明 | **裏 その発表日が来ました。今年の入学は特にきびしいと聞いていた、お母さんは優秀な者ばかり集って来るのだから、若し太郎君が落ちていたら、あの場で泣く姿が、目に浮ぶ様で「太郎君は行かなくても学校から知らせが来ます」ととめましたが「僕は男です決して泣きません」といふのでお姉さんと二人で行かせました。 警戒警報発令中で町には一人の通行人もないのに警防団の人に大声で叱られても必死に走る二人の耳には、はいらず学校まで四キロを走り続け、合格したのを喜んで帰りました。 戦争でなかったら、赤飯をたいてお祝いして上げるのに、とお母さんは思いました。 その晩おそく帰ったお父さんも非常に喜び何かの時賞として持って居たばんどの金を「お父さんからのお祝いだ」と太郎君にやりました。 |
サイズ(cm) | 40×65 |
展示の説明文 |