識別コード | SG-0054-05 |
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絵の内容 | 紙芝居「原爆の落ちたヒロシマ」 |
作者名(カナ) | 升川 貴志栄(マスカワ キシエ) |
作者名(英語) | MASUKAWA Kishie |
当時の年齢 | |
寄贈者名 | 秋政 峯子 |
種別 | 新市民が描いた原爆の絵(その他) |
情景日時 | |
情景場所 | |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | |
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作者による説明 | **裏 五才になった時幼稚園に入れる事についてお父さんもお母さんもいろいろ考へたのですが、あまり遠くでは心配だといふことから近くへ入園させました。ところが、時々自分のお部屋で声を立てずに泣いて居るのです。お母さんが不思議に思って「どうして泣くの」と聞くと「悪い子が僕達をいじめるがお母さんは喧嘩してはいけないと言われたので僕泣いて我慢するのです」といふのです。 そこでお母さんは、いろいろお話しを聞かせ「自ら反して、なほくんば千万人といへど我行かん」といふ言葉を覚えさせ「正しい立派な人になるには、泣き虫は駄目です。しかも男子は決して泣いてはなりません」と言い聞かせ「ナイフやハサミの様な危い物を持って居る時は、先生に申し上げなさい」と話してやったのですが、其後は少しも泣かず「僕強い立派な人になる」と申しました。 |
サイズ(cm) | 40×65 |
展示の説明文 |