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トップページ原爆の絵全身やけどで目の見えない6歳くらいの男の子。両親や兄弟のことを一晩中語りあかし亡くなった。

原爆の絵

識別コード NG478-02
絵の内容 全身やけどで目の見えない6歳くらいの男の子。両親や兄弟のことを一晩中語りあかし亡くなった。
作者名(カナ) 辻口 清吉(ツジグチ セイキチ)
作者名(英語) Seikichi Tsujiguchi
当時の年齢 21歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集)
情景日時 1945/8/6(時刻)19:30頃
情景場所 憲兵隊の住宅の地下室(基町と思われる)
情景場所旧町名 基町
情景場所現町名 基町
爆心地からの距離 800m
ブロック別 基町・白島地区
作者による説明 **絵の中
記入なし

**裏

昭和20年8月6日、午後7時30分頃、憲兵隊の住宅の地下室に6歳位の男の子を収容した。全身火傷で目が見えない、その子が両親や兄弟のこと、家にあった品物とか食べ物など他、色々話しを一晩中語り通して。7日明方水がほしいと、私が水筒の水を呑ませてやると、その子供は死んで行った、話しを聞いていた、兵隊は皆んな泣いていた、今でも6才位の男の子を見ると思ひ出す、
サイズ(cm) 26.9×37.8
展示の説明文 水を欲しがった、やけどで目が見えない男の子
憲兵隊の住宅の地下室
1945(昭和20)年8月6日 午後7時30分ころ
辻口 清吉氏(原爆投下当時21歳、絵を描いた時78歳)
作者の解説
昭和20年8月6日、午後7時30分ころ、憲兵隊の住宅の地下室に6歳くらいの男の子を収容した。全身やけどで目が見えない。その子が両親や兄弟のこと、家にあった品物とか食べ物など、いろいろな話を一晩中語り通して、7日明け方、「水が欲しい」と言った。わたしが水筒の水を飲ませてやると、その子どもは死んでいった。話を聞いていた兵隊は皆泣いた。

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