トップページ原爆の絵家の下敷きになり火災が迫まる中、蚊帳を歯で食いちぎって中にいる子どもを助けだす。
識別コード | NG471-04 |
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絵の内容 | 家の下敷きになり火災が迫まる中、蚊帳を歯で食いちぎって中にいる子どもを助けだす。 |
作者名(カナ) | 高安 豊司(タカヤス トヨシ) |
作者名(英語) | Toyoshi Takayasu |
当時の年齢 | 21歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/8/6 |
情景場所 | 観音本町の自宅(と思われる) |
情景場所旧町名 | 観音本町 |
情景場所現町名 | 観音本町一丁目 |
爆心地からの距離 | 1,700m |
ブロック別 | 吉島・舟入・観音地区 |
作者による説明 | **絵の中 ④今も妹は原爆病と闘いながら老人介護の奉仕をして居る 母の力で助けられた長男も立派な社会人として皆様の幸せの為に働いて居ます 私の妹も広島市内の観音町で原爆に合い九死に一生をえたのです。食事の仕度に炊事場に居た時ピカッと光り爆風で体が浮き上がったと思ったが其のあとはわからずしばらくして気付いた時は倒れた家の柱の下敷きになりいきもたえだえでしたがここで死んでなるものかと必死の思いであらん限りの力をふりしぼって不思議にも抜き出る事が出来、四方から火に追われてにげようとした時どこからか子供の泣き声が聞こえたのです。ああ!!そうだ子供が居たと見れば昔の麻のカヤの中に出せないのでカヤを口にくわえて血だらけになってくいちぎり、ようやく引き出して体を布にくるみ爆風で破片が散って居る為カタカタの下駄をはき雨が降るのでやぶれ傘をひろってさし、必死で走った。 高安豊司書 七十八才 **裏 高安 豊司 |
サイズ(cm) | 26.9×37.9 |
展示の説明文 |