トップページ原爆の絵尻から飛び出した腸がゴム風船のように膨れ上がっていた馬。半裸のまま転がる女学生の死体。
識別コード | NG446-01 |
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絵の内容 | 尻から飛び出した腸がゴム風船のように膨れ上がっていた馬。半裸のまま転がる女学生の死体。 |
作者名(カナ) | 川﨑 眞智子(カワサキ マチコ) |
作者名(英語) | Machiko Kawasaki |
当時の年齢 | 9歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/8/6、8/7(時刻)昼頃 |
情景場所 | 大手町界隈 |
情景場所旧町名 | 大手町 |
情景場所現町名 | 大手町 |
爆心地からの距離 | 100m~1,400m |
ブロック別 | |
作者による説明 | **裏 死んだ馬の尻から飛び出した腸が風船のようにふくれあがり、そのそばに、三人の女学生が下半身裸のまま死んでころがっていた。 向こうの方では生きているのか死んでいるのか解らない二・三十人のこげた人達がうごめいていて「水を下さい、水を!!」と消え入るような声でそれぞれに叫んでいた。 9才の私は、死体の流れる河の水がどうしても飲めなくて、鉄管のこわれた場所を探して歩き廻っていた。 「水を下さい、水を!!」とモンペの裾をひっぱられてもしっかりと、口のこわれた一升ビンを抱いて、水は一滴とも誰にもあげなかった。 川﨑眞智子 **別紙 死んだ馬の尻から飛び出した腸がゴム風船のようにふくれあがり、そのそばに三人の女子学生が、下半身裸のまま死んでころがっていた。 向うの方では、生きているのか、死んでいるのか解らない二、三十人位のこげた人達がうごめいていて「水をください、水を!!」と消え入るような小さな声でそれぞれに叫んでいた。 9才の私は、死体の流れる河の水が、どうしてものめなくて水道管のこわれた場所をさがして歩き廻っていた。 「水を下さい、水を!!」とモンペの裾をひっぱられようが、どうしようが、しっかりと口のこわれた一升ビンをかかえて水は一滴とも誰にもあげなかった。早く持って帰って、家族にのませてやりたいばっかりだった。 |
サイズ(cm) | 31.3×40.7 |
展示の説明文 | 尻から飛び出した腸がゴム風船のように膨れ上がっていた馬。半裸のまま転がる女学生の死体 絵/川﨑眞智子 1945(昭和20)年8月6,7日昼頃 爆心地から約100~1,400m 大手町 |