トップページ原爆の絵赤ん坊を抱いた母親の真っ黒焦げの死体があった。赤ん坊の頭をそっとなでると灰になった。
識別コード | NG433-03 |
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絵の内容 | 赤ん坊を抱いた母親の真っ黒焦げの死体があった。赤ん坊の頭をそっとなでると灰になった。 |
作者名(カナ) | 田邉 俊三郎(タナベ シュンザブロウ) |
作者名(英語) | Shunzaburo Tanabe |
当時の年齢 | 20歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/8/7 |
情景場所 | 南大橋付近 |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | 1,750m |
ブロック別 | 国泰寺・千田地区 |
作者による説明 | **裏 No.3 田邉 俊三郎 **別紙 No.3 8月7日、原爆ドームの前の焼野原の眼玉の出た「吃驚したなあ」の焼死体を見て、這う這うの体で逃げ、帰った。 南大橋の近くで、赤ん坊をだいた母子の真黒焦げの焼死体を見た。「あゝ、可哀そうね」と想い、真黒に焦げた赤ん坊の頭をソッと撫ぜた。瞬間、ペシャッと崩れて、何と灰になった。吃驚して、「南無阿弥陀仏」と拝んで、ソソクサと立去った。 田邉俊三郎 |
サイズ(cm) | 24.4×35.1 |
展示の説明文 | 赤ん坊を抱いた母の真っ黒焦げの焼死体を見た。「ああ、かわいそう」と思い、真っ黒に焦げた赤ん坊の頭をそっとなでた。瞬間、ペシャッと崩れて、何と灰になった。 |