トップページ原爆の絵被爆2週間後脱毛が始まった。頭に手をやると毛髪がバラバラと落ちた。
識別コード | NG417 |
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絵の内容 | 被爆2週間後脱毛が始まった。頭に手をやると毛髪がバラバラと落ちた。 |
作者名(カナ) | 佐藤 良生(サトウ ヨシオ) |
作者名(英語) | Yoshio Sato |
当時の年齢 | 14歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/8/20 |
情景場所 | |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | |
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作者による説明 | **絵の中(別紙貼付) 被爆後2週間、脱毛が始まった。 頭に手をやると毛髪がバラバラと落ち、茶瓶頭になった。 悪童たちは「ピカドン」とはやし立て、とても口惜しかった。 数ヶ月後、残った毛が伸び始めた。 その根本は細く、頭でっかちの毛だった。 **裏 佐藤良生 当時、中学3年生、14歳 爆心地から1kmの広島市大手町で被爆 **別紙 「脱毛!」 佐藤良生(サトウヨシオ) 当時、広島高等師範学校付属中学3年生、14歳 爆心から1kmの広島市大手町で被爆し自宅の下敷きとなった。 被爆後2週間、脱毛が始まった。 頭に手をやると毛髪がバラバラと落ち、茶瓶頭になった。 悪童たちは「ピカドン」とはやし立て、とても口惜しかった。 数ヵ月後、残った毛が伸び始めた。 その根元は細く、頭でっかちの毛だった。 被爆した家族4人のうち、母と妹は原爆症で、弟は肝臓ガンで亡くなった。私も胃がんのオペを受けたが生き残っている。 被爆体験の語り部は、生涯の義務と心得ている。(2002.7.29.) |
サイズ(cm) | 31×43.4 |
展示の説明文 | 脱毛が始まった 1945(昭和20)年8月 絵・文/佐藤良生氏 『被爆後2週間、脱毛が始まった。 頭に手をやると毛髪がパラパラと落ち、茶瓶頭になった。 悪童たちは「ピカドン」とはやし立て、とても口惜しかった。 数ヵ月後、残った毛が伸び始めた。 その根元は細く、頭でっかちの毛だった。』 |