トップページ原爆の絵午後黒い雨が降る。夕方皮膚がたれさがった人たちに会う。救護所で負傷者の看病を手伝う。川原での火葬。
識別コード | NG408-02 |
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絵の内容 | 午後黒い雨が降る。夕方皮膚がたれさがった人たちに会う。救護所で負傷者の看病を手伝う。川原での火葬。 |
作者名(カナ) | 青江 万里子(アオエ マリコ) |
作者名(英語) | Mariko Aoe |
当時の年齢 | |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/8/6以降 |
情景場所 | 安佐郡可部町大字上原 |
情景場所旧町名 | 安佐郡可部町大字上原 |
情景場所現町名 | 安佐北区可部町大字上原 |
爆心地からの距離 | 14,100m |
ブロック別 | |
作者による説明 | **絵の中 万里子描く-その2- 2002.7.29 上原の養蚕場近く私の疎開先の庭で遊んでいたら、空一面黒い煙か雲かが覆い地面を叩きつけるように黒い雨が降った、6日の午後 夕方、可部の町へ、おつかいに 行った。 この世のものじゃない人たち、ボロボロに体も頭も服も破れヒフも、たれ下がって、悲しく怖い姿の人たちに出会った。 トラックにひっぱり上げてもらって広島へ父を探しにも行った。会えた時の想いは忘れない。 何日か後、母について行った寺(ほんごうじ)で、ムシロの上に多くの傷ついた人たちが横たわっていた。 やけどにつける薬もなく、配給の油をつけて上げた。 やけただれたところは、ウミだらけ 生きてるのにウジが這ってて、割り箸でウジを取った。 地獄にいるような想いをした。 この年の夏は短かかった。 何度か泳いだ川では亡くなった人を焼いて煙がたなびいて 食べものもなかったけど、臭いが食欲をなくした。 根の谷川の河原 |
サイズ(cm) | 25.7×36.3 |
展示の説明文 |