トップページ原爆の絵祖母は家の下敷きになっていて助けようとしたが返事もない。火が迫りなす術もなく手を合わせて逃げた。
識別コード | NG375-01 |
---|---|
絵の内容 | 祖母は家の下敷きになっていて助けようとしたが返事もない。火が迫りなす術もなく手を合わせて逃げた。 |
作者名(カナ) | 沖 信枝(オキ ノブエ) |
作者名(英語) | Nobue Oki |
当時の年齢 | 19歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/8/6(時刻)9:30か10:00頃 |
情景場所 | 観音本町の自宅 |
情景場所旧町名 | 観音本町 |
情景場所現町名 | 観音本町一丁目 |
爆心地からの距離 | 1,700m |
ブロック別 | 吉島・舟入・観音地区 |
作者による説明 | **絵の中 アッ! 幽霊と思ったら近所の小母さんだった 昭和二十年八月六日午前九時半頃か?十時 (現)観音本町一丁目 上万製粉㈱の少し北 私は自宅の縁先に居て生き埋めになったが幸いにも無傷で助かった。 中央部で臥せていた祖母は倒壊した家の下敷きになり、助けようとしたが深く埋もれていて全く返事もない。娘の私の力ではなすすべもなく努力したものの火が迫って来そうなので“オバアチャンゴメンネ”と手を合わせて裸足で逃げた。 今も詫びつつ描いている。 まっ暗い空に湧きあがる全市民の阿鼻叫喚の地獄の声は今も耳底に残っている。 (祖母)がいる→ **裏 76才 名前 沖 信枝 |
サイズ(cm) | 26×35.4 |
展示の説明文 | 倒壊した自宅から夢中で這い出すと、祖母が家の下敷きになっていた。火も迫り、どうする術もなく、「おばあちゃん、ごめんね」と手を合わせつつ裸足で逃げた。 絵/沖信枝氏 1945(昭和20)年8月6日午前9時30分頃 爆心地から約1,700m 観音本町(現在の観音本町一丁目) |