トップページ原爆の絵山の方に向かって避難する人々。大きな音に驚き小川に入ってじっとしていた。
識別コード | NG364-02 |
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絵の内容 | 山の方に向かって避難する人々。大きな音に驚き小川に入ってじっとしていた。 |
作者名(カナ) | 河内 政子(コウチ マサコ) |
作者名(英語) | KOCHI Masako |
当時の年齢 | 16歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/8/6 |
情景場所 | 牛田町 |
情景場所旧町名 | 牛田町 |
情景場所現町名 | 牛田旭 |
爆心地からの距離 | 3,500m |
ブロック別 | 牛田・広島駅周辺地区 |
作者による説明 | **絵の中 私 佛像 祖母 小川 **裏 ② 河内政子 **別紙 ② あちらこちらから むごい姿の人達が泣きながら叫びながら山の方に向って歩いていた。 みんなでいたわり励まし合いながら歩いていた。すると爆音とも雷鳴とも判断がつかない大きな音がした。 驚きと恐怖で近くの小川に入り、側面にしがみついてじっとしていた。私のとなりでは寺の住職と思われる人が佛様を背おって震えておられた。必死の思いであり死に物狂いであった。 熱線でやられ傷つき皮膚の皮を爪の所からぶらさげていたいたしく歩いている人をどうしてあげる事も出来なかったことで今も胸が痛む。 |
サイズ(cm) | 27×38 |
展示の説明文 | 山の方に向かって避難する人々 1945年(昭和20年) 8月6日 爆心地から 3,000m 牛田町 河内政子作(被爆当時16歳/絵を描いた年齢73歳) むごい姿の人達が泣きながら叫びながら山の方に向って歩いていた。みんなでいたわり励まし合いながら歩いていた。すると爆音とも雷鳴とも判断がつかない大きな音がした。 驚きと恐怖で近くの小川に入り、側面にしがみついてじっとしていた。私のとなりでは寺の住職と思われる人が佛様を背おって震えておられた。 【作者の言葉より】 *作者の証言映像が東館3階証言ビデオブースで閲覧できます。 |