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トップページ原爆の絵家の下敷きからやっとの思いで外に出て防空ごうに飛び込むと祖母が血まみれになってぼう然としていた。

原爆の絵

識別コード NG364-01
絵の内容 家の下敷きからやっとの思いで外に出て防空ごうに飛び込むと祖母が血まみれになってぼう然としていた。
作者名(カナ) 河内 政子(コウチ マサコ)
作者名(英語) KOCHI Masako
当時の年齢 16歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集)
情景日時 1945/8/6
情景場所 神田橋近くの祖母の家
情景場所旧町名 牛田町
情景場所現町名 牛田本町
爆心地からの距離 2,030m
ブロック別 牛田・広島駅周辺地区
作者による説明 **絵の中

祖母
防空壕
**裏

河内政子
**別紙
 八月六日が動員学徒として働いていた工場が休日となったので五日の夜両親のすすめで塚本町から牛田神田橋のそばの祖母の家に行く。
 夜通し敵機の爆音で寝むれなかったが夜明けに解除になり 又七時過ぎ警報がなりすぐ解除となる。
 初めての休日が嬉しく庭をひと回りして家に入ったとたんに、凄い「ピカッ」と言う光と共に家が倒壊し下敷となる。
 意識をとりもどしやっとの思いで外に出て防空壕にとび込むと祖母が血だるまになって呆然と石に腰かけていた。
 ガラスが私の体のあちらこちらにささっていて痛い。左足の膝の横に穴があいて血がどっくどっくと流れ出て止まらない。
 倒れた家屋から火の手があがった。
直撃を受けたと思って祖母と二人で外に出て驚き、牛田の山手にある親戚に向った。
サイズ(cm) 27.1×38
展示の説明文

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