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トップページ原爆の絵後障害に苦しみ髪の毛が抜け始めた母。柿のしぶがいいと聞き毎日もらいに行って母に飲ませた。

原爆の絵

識別コード NG336-05
絵の内容 後障害に苦しみ髪の毛が抜け始めた母。柿のしぶがいいと聞き毎日もらいに行って母に飲ませた。
作者名(カナ) 青原 久子(アオバラ ヒサコ)
作者名(英語) Hisako Aobara
当時の年齢 11歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集)
情景日時 1945/8/6以降
情景場所 安佐郡祇園町の自宅
情景場所旧町名 安佐郡祇園町
情景場所現町名 安佐南区祇園
爆心地からの距離 4,400m
ブロック別 三篠・祇園地区
作者による説明 **絵の中
昭和20年8月6日以後のこと
お母さん どんなに苦しいん
お母さん ガスを すうたんじゃね
私はお父さんもいないし お母さんがいなくなったらどうしよう
とてもしんぱいでした
毎日かきのしぶをもらいにいきました
もらってきたから はやくのみんさい
お母さん 髪を ぬいたら はえて こなく なるよ ボーズになるから
くっつけときんさい
はい
被爆シタ母(横川二丁目当り)家の前にすわり込み
朝から 苦しいよ苦しいよ といってくるしんでいました
死ぬほど苦しいんよ
カキのしぶがよいとのことだから ○○さん方へ行って もらってきて!
あれ 頭の髪がぬけだした
これは おかしい
このようなことが何日も続きました。
(私11才の時)
かきのしぶ
爆心地から4.4kmの自宅

**裏
当時11才
青原 久子
サイズ(cm) 27×37.9
展示の説明文 頭髪の抜け始めた母親
爆心地から4,400m 安佐郡祇園町(現在の安佐南区祇園)
青原 久子氏(原爆投下当時11歳、絵を描いた時68歳)
作者の解説
「お母さんどんなに苦しいん。ガスをすうたんじゃね。」「死ぬほど苦しいんよ。柿のしぶがよいとのことだからもらってきて!」私はお父さんもいないし、お母さんがいなくなったらどうしよう。とても心配でした。
「あれ、頭の髪が抜けだした、これはおかしい。」「お母さん髪を抜いたら生えてこなくなるよ。ボーズになるからくっつけときんさい。」このようなことが何日も続きました。

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