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トップページ原爆の絵火災の勢いは壮絶で次から次へと炎が家をなめていく。川には人が流されているが助けることもできない。

原爆の絵

識別コード NG333-04
絵の内容 火災の勢いは壮絶で次から次へと炎が家をなめていく。川には人が流されているが助けることもできない。
作者名(カナ) 藤岡 久之(フジオカ ヒサユキ)
作者名(英語) FUJIOKA Hisayuki
当時の年齢 12歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集)
情景日時 1945/8/6(時刻)16:00頃
情景場所 南大橋付近
情景場所旧町名
情景場所現町名
爆心地からの距離 1,750m
ブロック別 国泰寺・千田地区
作者による説明 **別紙
№4
日時 8月6日 午後4時頃(推定)  
場所 吉島町 南大橋附近
大手町9丁目の対岸より、吉島町へ延焼しつつある様子がよく見える。轟音をたてて、炎は火花を住宅へ浴びせながら、次から次へと家をなめる。その勢いは壮絶!
川辺へ避難していた人達も、危険を感じ川の中へ避難して行く。南大橋の下、中国塗料工場が大音響と共に大爆発!その大音響“天と地をゆるがす”程…。黒煙を空高く、火炎は黒・オレンジ・黄・赤・ブルーと色を変えながら狂ったように熱風を吹き上げる。ドドドンー!数十回の爆発は腹にひびく。元安川はいつもの様に流れて行く。
その流れは今迄にない悲惨なものが…もがいて木片にすがりついた人、傷ついて息絶えて木片と共に、行くがままに流れる。次から次へと川上から川下へ浮き沈みしながら流れる。遠くから「助けてぇー」と叫んでいるけれど、この辺りの人負傷者ばかり、助けに行けない状況。無惨!ただ合掌するだけ。
南大橋、木造のためあちこちより炎が…橋の橋脚に、息絶えた人の衣服が掛かっているのも見える。
藤岡久之  当時12才 
サイズ(cm) 37.8×53.6
展示の説明文 轟音をたてて、炎は火花を住宅へ浴びせながら、次から次へと家をなめる。その勢いは壮絶。川辺にいた人たちも危険を感じ川の中へ避難して行く。塗料工場が大音響と共に大爆発。“天と地をゆるがす”程だ。黒煙を空高く、火炎は黒・オレンジ・黄・赤・ブルーと色を変えながら狂ったように熱風を吹き上げる。

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