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トップページ原爆の絵夜あちこちで遺体が荼毘に付され、やけどや傷を負った人々のうめき声が聞こえた。

原爆の絵

識別コード NG326-01
絵の内容 夜あちこちで遺体が荼毘に付され、やけどや傷を負った人々のうめき声が聞こえた。
作者名(カナ) 吉岡 隆子(ヨシオカ タカコ)
作者名(英語) Takako Yoshioka
当時の年齢 7歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集)
情景日時 1945/8/6(時刻)22:00頃
情景場所 宇品の土手
情景場所旧町名 宇品町
情景場所現町名
爆心地からの距離 3,500m~3,900m
ブロック別 皆実・宇品地区
作者による説明 **裏
氏名 吉岡 隆子
年令 64才
原爆当時 7才
1945年
この絵の場所は 八月六日 夜十時頃
宇品の土手でB29がまだ来ると言うので、のがれて宇品の土手で家族達と野宿。
よくどこの橋だかわからないが橋が焼けてくずれ落ちるところを見た。
まだまだ死体を あちこちで焼く臭がして、くさくてくさくてたまらなかった。
焼けただれた人達のうめき声。
空をみると星や月が遠くに出ていたと思う。
父は全身やけどで翌日七日朝四時十五分死亡。二度とこんな悲惨な情景は未来の子達の為に起きてはならない。
「ああ 許すまじ 原爆を」
サイズ(cm) 37.8×53.5
展示の説明文 空爆を恐れ、土手で野宿する。あちこちで遺体が荼毘に付され、焼けただれた人々のうめき声が聞こえる。全身に大火傷を負った父親も、翌日亡くなった。
絵/吉岡隆子氏
1945(昭和20)年8月6日午後10時頃
爆心地から約3,500m 宇品町付近

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