トップページ原爆の絵元気で再会できたことを喜び合った親友が急死した。脱毛、吐血し苦しみもだえて息を引き取った。
識別コード | NG314-30 |
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絵の内容 | 元気で再会できたことを喜び合った親友が急死した。脱毛、吐血し苦しみもだえて息を引き取った。 |
作者名(カナ) | 細井 竹一(ホソイ タケイチ) |
作者名(英語) | Takeichi Hosoi |
当時の年齢 | 17歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/9/2 |
情景場所 | 三原市 |
情景場所旧町名 | 三原市 |
情景場所現町名 | 三原市 |
爆心地からの距離 | 56,800m |
ブロック別 | |
作者による説明 | **絵の中 親友9月2日に脱毛、吐血し急死、残念 安否を確認するために捜し回っていた親友の島原春雄君が小生より先に実家の三原に帰っていた。島原君も頭上前側にケガをしていたものの、お互い元気で再会できたことを喜びあった。海水浴にも共に出掛けた。ところが被爆して27日目の9月2日に急死した。 連絡を受け急いで彼の家に行くと髪の毛は抜け、青白いミイラのようになって横たわっていた。 彼の母は涙ながらに彼の最期の様子を話してくれた。脱毛して苦しみもだえながら吐血し、布団の上に寝かしていても、転ぶようにはみ出し、息絶えたという。彼の死を無にしないよう生き残った僕は核兵器と闘うことを胸に誓って別れをつげた。 親友の島原春雄君が白血病で急死 9月2日 **裏 細井 竹一 No31 |
サイズ(cm) | 38.9×27.6 |
展示の説明文 | 親友が脱毛、吐血して急死 1945(昭和20)年9月2日 三原 絵・文/細井竹一氏 『親友の島原春雄君は小生より先に実家に帰っていた。頭にケガをしていたものの、お互い元気で再会できたことを喜びあった。ところが、9月2日に急死した。脱毛して、苦しみもだえながら吐血し、布団の上に寝かしていても転ぶようにはみ出し、息絶えたという。』 |