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トップページ原爆の絵焼け野原の中で、下敷きになって死んだ娘の骨を捜している隣の夫婦に出会う。

原爆の絵

識別コード NG314-23
絵の内容 焼け野原の中で、下敷きになって死んだ娘の骨を捜している隣の夫婦に出会う。
作者名(カナ) 細井 竹一(ホソイ タケイチ)
作者名(英語) Takeichi Hosoi
当時の年齢 17歳
寄贈者名
種別 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集)
情景日時 1945/8/7
情景場所 冨士見町
情景場所旧町名 冨士見町
情景場所現町名 富士見町
爆心地からの距離 1,100m
ブロック別 国泰寺・千田地区
作者による説明 **絵の中
足元の熱い焼跡に入って行く
焼け野原の中に夫婦らしい2人の大人が立って何かを捜している姿が見えたので、足元ががれきなどまだ熱い中を急いでそばに行って話をした。
そしたら偶然といおうか、下宿の隣りの両親だった。「娘2人が下敷になったまま出られず、私たちを早く逃げろと押し出してくれ助かったが、残念でなりません」と涙ぐむ。
下宿の者の安否を尋ねると「皆さんは、うまく逃げられましたヨ」と聞かされ、一安心した。富士見町から、どこへ逃げたのか、東の方へ逃げただけは分かっているとのことで、安堵して、娘の骨を捜していた両親に「お礼」をいって別れた。
8月7日
被爆2日目
(下宿の隣)
老夫婦

**裏
細井 竹一 No24
サイズ(cm) 38.8×27.6
展示の説明文 足元の熱い焼け跡に入って行く。夫婦らしい2人が立って何かを捜している姿が見えた。下宿の隣のご夫婦だった。「娘2人が下敷きになったまま出られず、早く逃げろと私たちを押し出してくれ助かったが、残念でなりません」と涙ぐむ。

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