トップページ原爆の絵鋭い閃光と大きな爆発音に外に飛び出すと西の空はるかに2つの旗がゆらりゆらりと漂い流れていった。
識別コード | NG312 |
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絵の内容 | 鋭い閃光と大きな爆発音に外に飛び出すと西の空はるかに2つの旗がゆらりゆらりと漂い流れていった。 |
作者名(カナ) | 児玉 時春(コダマ トシハル) |
作者名(英語) | Toshiharu Kodama |
当時の年齢 | 35歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/8/6(時刻)朝 |
情景場所 | 広島県立農事試験場 |
情景場所旧町名 | 賀茂郡西条町 |
情景場所現町名 | 東広島市 |
爆心地からの距離 | 25,300m |
ブロック別 | |
作者による説明 | **絵の中 8月6日朝 突然ピカッと鋭い閃光 強い地響大爆発音 よく晴れた西の空遙かに 2ツの旗がユラリ<と漂い 北へ流れて行く この2ツの旗は原爆の 落下傘の残骸か 投下原爆は2個だったのか? 間もなく西の空は原爆雲 におおわれ広島壊滅 合掌 八本松 西条農学校 堆肥舎 広島県農業試験場 兒玉 **裏 兒玉 時春 **別紙 前畧 先頃から貴社で「原爆の絵」を募集されていましたので拙い絵を描いて見ました。ご笑覧下さい。私は昭和二十年八月六日は広島県立農事試験場に勤めていました。丁度当日は實習生数名と堆肥舎で作業をしておりました。8時過ぎ突然うす暗い堆肥舎の中にピカッと鋭い閃光が走りつヾいて強い地響きと大きな爆発音に驚いて堆肥舎を飛び出し広島の方を見上げました。空は良く晴れていました。その時西の空遙かに二つの国旗らしき旗がユラ<と搖れながら北の方へ流れて行くのが見えました。今から考えるとこの二つの旗は投下された原爆の落下傘の残骸ではないかと思われます。そうすると広島に投下された原爆は二個ではなかったかと思われますので二つの旗を中心に絵を描いて見た次第です。そのあと西の空は原爆雲に掩われ広島は壊滅しました。原爆のピカ・ドンは遠く離れた西条でも確實に体認されました。 右念の為概要を説明いたしました。 平成十四年七月二十三日 兒玉時春 NHK「原爆の絵」募集室 御中 |
サイズ(cm) | 38.1×54 |
展示の説明文 |