トップページ原爆の絵体がだるく熱が出て床に着いた叔父。首の血管が浮き出てブドウのようになった。何の治療もできず亡くなる。
識別コード | NG311-03 |
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絵の内容 | 体がだるく熱が出て床に着いた叔父。首の血管が浮き出てブドウのようになった。何の治療もできず亡くなる。 |
作者名(カナ) | 脇中 悦子(ワキナカ エツコ) |
作者名(英語) | WAKINAKA Etsuko |
当時の年齢 | 22歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/9 |
情景場所 | |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | |
ブロック別 | |
作者による説明 | **別紙 九月に入って叔父さんが体がだるいと云って床に就く様になり、日ましに熱が出る 氷でひやしてもおっつかない、言葉も出なくだまってくるしそう。とつぜん左の首の下の方に血管が浮き出して見る見る「きょほう」が房さがった様になり 皆あぜんとしました。どうしてあげる事もできず見守るだけでした。叔父さんは言葉も出なくなり 静かに息を引き取りました。あまりの出来事に唯泣くばかりでした。今思へば叔父さんは町内会のしょうぼうだんをしておられたので六日の日一日中横川橋の所でけが人が集まるので整理しておられたのでガスをすわれたのだと思います。其の時は何もわかりませんでしたが げんばくしょうだったのかと思います 何もわからない三才の娘はぶどうと思ったのか私にぶどう一つちょうだいと云ったので其の時の事は忘れられません。今はほとんど死にました。残っている者は七人ぐらいしかいません。叔父さんの死をむだにしたくないのでペンを取りました。 |
サイズ(cm) | 53.8×37.8 |
展示の説明文 |