トップページ原爆の絵山の手に逃げようとしたが火の手が上がり始めた。どうしようもなく川辺へ避難し当てもなく川を見ていた。
識別コード | NG311-01 |
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絵の内容 | 山の手に逃げようとしたが火の手が上がり始めた。どうしようもなく川辺へ避難し当てもなく川を見ていた。 |
作者名(カナ) | 脇中 悦子(ワキナカ エツコ) |
作者名(英語) | WAKINAKA Etsuko |
当時の年齢 | 22歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/8/6 |
情景場所 | 広瀬北町 |
情景場所旧町名 | 広瀬北町 |
情景場所現町名 | 広瀬北町 |
爆心地からの距離 | 1,100m |
ブロック別 | 十日市・中広地区 |
作者による説明 | **別紙 いつものように風呂場の横で妹はあみものをし 3才の娘はあせもが出ているので行水をさせる なだやかな8月6日の朝でした。娘が階段の横に置いてある天花粉を取りに行ったとたんに窓に青い光が走ってドーンと言って大きな音がしたので思わず娘を抱きしめたと同時にガラスの破片や針が全身にふりかかりました。くずれた家の下敷になった私達を妹が屋根を破り外に出してくれました。外に出たとたん待っていたのは夕方の空の様でした。此の場にいては助からないと思い三人で山の手の方へ逃げようと思い 橋まで行くと横川の方から火の手が上り始めました。どうしようもないと考へた私は二人を連れて裏の川辺へおり あてもなく街が流れていく川をただ見ていました。 二十年八月六日 脇中悦子 |
サイズ(cm) | 37.8×53.8 |
展示の説明文 |