トップページ原爆の絵火災に追われて逃げ場を失い、川に浮かぶいかだの上に避難する。川上から5、6歳の男の子が流されてきた。
識別コード | NG308 |
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絵の内容 | 火災に追われて逃げ場を失い、川に浮かぶいかだの上に避難する。川上から5、6歳の男の子が流されてきた。 |
作者名(カナ) | 濱田 幸子(ハマダ ユキコ) |
作者名(英語) | Yukiko Hamada |
当時の年齢 | 14歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/8/6 |
情景場所 | 住吉橋西詰 |
情景場所旧町名 | |
情景場所現町名 | |
爆心地からの距離 | 1,390m |
ブロック別 | 吉島・舟入・観音地区 |
作者による説明 | **別紙 黒い雨の中、己斐方面も江波方面も途中火災で逃げ場を失った家族は筏の上に行きました。たくさんの人がついて来られました。やっと川の中程へ来た時 飛行機が来て機銃操撃をはじめました。みんなバラ<゛になりましょうと父が叫びました。ブシュブシュと不気味な音をたて、生きた心地がしませんでした。いつの間にか引き潮になり 上の方から男の子供が(五、六才でしょうか)流されてきました。白地に紺の井桁模様の浴衣を着て 両手にしっかりと縄を握ったまゝ目を閉じ無疵でした。可哀想にと思いました。何年経っても忘れる事が出来ません。頼る人もなく命を守ろうと一生懸命縄にしがみつき 縄が切れた瞬間 お母ちゃんと叫んだのではないかと思い、胸がつまります。原爆の事は余り話した事はありませんが 五十年振り下手な絵を描かせていただきました。男の子供さんの御供養になればと思います。 |
サイズ(cm) | 27.3×37.8 |
展示の説明文 |