トップページ原爆の絵子どものために炊事をしている女性。手当てしたあともなくやけどの傷をむき出しにしていた。
識別コード | NG304-08 |
---|---|
絵の内容 | 子どものために炊事をしている女性。手当てしたあともなくやけどの傷をむき出しにしていた。 |
作者名(カナ) | 月原 四郎(ツキハラ シロウ) |
作者名(英語) | Shiro Tsukihara |
当時の年齢 | 16歳 |
寄贈者名 | |
種別 | 市民が描いた原爆の絵(平成14年収集) |
情景日時 | 1945/8/8(時刻)10:00 |
情景場所 | 広陵中学校近く |
情景場所旧町名 | 宇品町 |
情景場所現町名 | 宇品御幸一丁目 |
爆心地からの距離 | 2,900m |
ブロック別 | 皆実・宇品地区 |
作者による説明 | **絵の中 7日「御幸橋に行けば、おにぎりをくれるぞ」の話が耳にはいりました。 8日の10時頃にぎり飯を貰いに街に出てみました。宇品10丁目の市電停留所より太田川よりの道路を御幸橋方向に歩きました。女性が軒下で炊事をしておりました。ふと見ると顔と腕に火傷をしております。そこには手当をしたあともなく傷をむき出しにした姿で食事の仕度をしております。傍に三才位の子供が泣きながらたっておりました。 人間の愛をいたく感じました。 道で出会う人は顔や手足に火傷をしており、衣服も色の濃いものは焼けただれております。 広陵前が近くなると、もう火傷や怪我で道端にたたずむ人、倒れたままの人が目立つようになりました。 市電の中の人は電車の中で、道を歩く人は路上に倒れてる。 その噂を耳にしていたので、私は電車道を避け裏道を歩いて御幸橋に行くことにしました。 火傷の身もなんのその、子供に食事の仕度 なんの手当も受けずに歩く人 |
サイズ(cm) | 25.7×36.4 |
展示の説明文 | 女性が軒下で炊事をしておりました。ふと見ると顔と腕にやけどをしております。そこには手当をしたあともなく傷をむき出しにした姿で食事の仕度をしており、そばに3歳ぐらいの子供が泣きながらたっておりました。 |